ヤマト運輸が2024年8月26日からスタートさせる新サービス・こねこ便。
こねこ便はレターパックのように専用封筒(専用資材)を使って発送する形で、配送料金が一律な点も似ていますよね。
今回はこねこ便とレターパックライトはどう違うのか、サービスの比較や重量制限、発送方法と何日で届くのか、専用封筒はどこで買えるのか調査しました。
こねこ便とレターパックライトを比較!重量制限や発送方法・何日で届く?
【26日から】ヤマト運輸「こねこ便」開始へ 小型荷物を全国一律420円で配送https://t.co/cOrBqMArgu
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 6, 2024
A4サイズ相当の封筒の形をした専用資材を事前に購入し、厚さ3cm以内の荷物を入れて営業所に持ち込むか、集荷を依頼して送る。まずは東京都から始め、沖縄県を除く全国に広げるという。
ゆうちょ銀行が行っているレターパックは専用封筒を使って全国一律の送料で発送できるサービスで、ヤマト運輸が始める「こねこ便」も似ていますよね。
レターパックには[レターパックプラス]と[レターパックライト]の2種があり、こねこ便はライトと同等のサービスのようです。
ではこねこ便とレターパックライトを比較して、使いやすさや違いについて見てみましょう。
こねこ便 | レターパックライト | |
---|---|---|
料金 | 420円(税込) | 370円(税込) ※2024/10/1〜430円(税込) |
専用封筒サイズ | 34×24.8cm | 34×28cm |
厚み | 3cm以内 | 3cm以内 |
重量制限 | – | 4kg以内 |
発送方法 | 営業所・集荷 | ポスト投函・窓口 |
何日で届く? | 最短翌日 (ポスト投函) | 最短翌日 (ポスト投函) |
追跡 | 可能 | 可能 |
信書の発送 | × | ◯ |
補償 | あり(3000円まで) | なし |
こねこ便とレターパックプラスは封筒サイズや信書の取り扱いなどに若干違いがあるものの、サービス内容はほぼ同じ。
レターパックライトはA4サイズとなっていますが、こねこ便もサイズだけを見ればA4サイズが入る大きさとなっています。
違いとしてはこねこ便は重量制限がないため、専用封筒に入ればレターパックプラスで送れない重さでもルール上は発送することができそう。
ただ、専用封筒に収まる4kg以上のものは少ないと思われるので、使いやすさで選ぶと良さそうですね。
また、こねこ便は沖縄県内で取り扱う予定は現時点ではなく、東京からスタートし沖縄県以外の地域に拡大される予定となっています。
こねこ便の専用封筒はどこで買える?
こねこ便で送るための専用封筒がどこで買えるか調べたところ、ヤマト運輸の営業所かドライバーから買うことができるようです。
ただ、1枚のみ買いたい場合は営業所のみで、ドライバーは10枚まとめての販売。
一方、レターパックプラスはゆうちょ銀行の窓口だけでなくコンビニでも購入できるので、その点が便利ですよね。
このヤマト運輸こねこ便420、営業所持ち込みと集荷のみ対応だからファミリーマートやセブンイレブンなどのコンビニでは一切扱わないのか。
— 鉄道時刻表ニュース コミケ8/12東5ハ13a ダイヤ改正・臨時列車情報 / 時刻表の達人 (@traintimesnet) August 6, 2024
コンビニを通さないことでマージンを取られないようにするみたいだけど、ヤマト営業所は郵便局と比べ立地悪いから資材買いにくいんだよね
安い分使いにくいな pic.twitter.com/qhr4PZrToJ
こねこ便のサービスも順次使いやすく拡大されていくと思うので、利用者が多ければさらに便利になっていくのではないでしょうか。
まとめ
ここではこねこ便とレターパックライトのサービスの比較や重量制限、発送方法と何日で届くのか、専用封筒はどこで買えるのかについて紹介しました。
レターパックライトを含む郵便料金は2024年10月1日から値上がりすることが発表されていて、こねこ便はレターパックライトの新価格より安いサービスを狙ったように感じますが、10円の差を利用者がどう感じるのかが鍵となりそうですね。
こねこ便の専用封筒が買える場所が増えれば、需要も高まって行きそうですね。