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オリンピック馬術は馬を連れて行くの?馬体検査減点理由や内容は?

パリオリンピックの総合馬術団体で92年ぶりにメダルを獲得した日本代表チーム。

最終種目直前の馬体検査で引っかかり、20点減点されるというトラブルが合ったものの完璧な騎乗を見せ、銅メダルを獲得しました。

そんな馬術に欠かせない馬はどのように準備するのか、日本から連れて行くのか気になった方も多いのではないでしょうか。

今回はオリンピックの馬術では馬を連れて行くのか、馬体検査で減点になる理由や検査の内容について調べてみました。

目次

オリンピック馬術は日本から馬を連れて行くの?4頭の馬の名前は?

パリオリンピックで銅メダルを獲得した馬術日本代表は「初老ジャパン」という愛称もある、平均年齢41.5歳の4人。

馬の名前はグラフトンストリート(大岩義明選手)・セカティンカ(北島隆三選手)・ヴィンシー(戸本一真選手)、そしてリザーブのジェファーソン(田中利幸選手)の4頭です。

ヴィンシーは東京オリンピックでも活躍した有名な馬でパリオリンピックを迎えた現在は14歳。

騎手の皆さんは日頃から調教している馬と共にオリンピックの舞台へ向かうことが多いようで、当然検疫も必要となり、負担をかけて輸送させたとしても失格になることもあるようです。

騎手によっては海外のクラブなどに置き馬をして、競技会に出る選手もいるようですが、日本馬術連盟が発表している馬術の馬の条件としては

無過失で完走することが期待でき、オリンピックコースに耐え得るスタミナと屈強な体力を持ち合わせていること。

引用元:日本馬術連盟公式Webサイト

となっていて、かつて競走馬として活躍した有名な馬が馬術で力を発揮することも珍しくないですよね。

オリンピック馬術の馬体検査減点理由や不合格の内容は?

オリンピックだけでなく競技会等での馬術の馬体検査(ホースインスペクション)とは、競技に出場するにあたり歩行に問題がないか、足を引きずったりしていないかなどが検査され、再検査でもクリアできなかった場合、騎手と共に棄権となります。

パリオリンピックでは北島隆三選手が騎乗するセカティンカが最終種目の障害馬術競技前の検査でホールディングとなり、再検査でも不合格となってしまいました。

北島選手とセカティンカが棄権となったことで登録内容に変更が生じてしまい、それによるペナルティで20点の減点が課せられてしまいました。

この馬体検査ではセカティンカ以外にもグラフトンストリートも一度はホールディングに・・しかしグラフストンストリートは2回目の検査で合格となり、最終種目に出場することができました。

競技前、26日の馬体検査はクリアしていたので、障害までの馬場やクロスカントリーで何らかの負傷や負担があったのかもしれませんね。

まとめ

ここではオリンピックの馬術は日本から馬を連れて行くのか、馬体検査で減点になる理由や検査の内容について紹介しました。

馬術日本代表の4頭のお馬さんについて調べてみたのですが、ほとんど詳しい情報がなく、これまでの競技会経験や年齢などは分かりませんでした。

ただヴィンシーについては戸本一真選手が東京オリンピックの前の数年前に出会った馬で、そのタイミングでフランスから日本にやってきたそうです。

馬体検査については検査してみないことには分かりづらい部分もあり、時にはクリアできないのは仕方のないことなのかもしれませんね。

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