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電動スーツケースは何免許が必要?日本の法律で公道で乗れる?

日本でもスーツケースは多様化が進んでいて、座れたりモバイルバッテリーを取り付けられるキャリーケースが販売されていますね。

6月には電動スーツケースに乗っていた方が大阪で摘発されましたが、電動スーツケースのルールはどうなっているのでしょうか。

電動スーツケースを使うだけで何か免許が必要なのか、日本の法律・道路交通法に基づいて公道で乗れるのか気になるところ。

そこで電動スーツケースは何免許が必要なのか、日本の法律で乗れる場所はあるのか、違反にならない使い方を調査しました。


目次

電動スーツケースは何免許が必要?日本の法律で公道で乗れる?

電動スーツケースとは充電させてスーツケースを走らせることができ、使用者がまたがって乗れる仕組みになっているもの。

取手をハンドルのように持って使い、電気を使用して走らせますが、分類に分ければ原付(原動機付自転車)と同じなんだそうです。

原付を公道で走らせる場合のルールとしては、

  • ナンバープレートがあること
  • 車両が保安基準を満たしていること
  • 自賠責保険に入っていること

また、使用者は運転免許(原付免許)とヘルメットの着用が義務付けられていますよね。

電動スーツケースを公道で乗る場合にもこの法律に従う必要があるので、電動スーツケースに乗って公道を走ることはNG。

電動スーツケースの速度は8〜13キロ/時速程度で力をかけずに荷物を運べることで人気を呼んだようですが、日本の空港では使用不可にしているところもあり、せっかく買っても使用できる機会はほとんどない商品かもしれません。

電動スーツケースの乗れる場所は?歩道もNG?

公道で乗れない、一部の空港でも使用不可になっている電動スーツケースですが、意外にも日本の一般的なスーツケース売り場や通販でも売っているんですよね。

電動スーツケースを使っている方を見かける場所は施設内が多いようですが、危険だという声も・・・。

もちろん歩道も公道であるため使用はNGで、施設内であっても施設のルールに準ずる必要があります。

万が一事故となった場合は全責任を負いますし、電動ではないスーツケースに関する事故と扱いが変わる場合も十分に考えられますね。

電動スーツケースの違反にならない使い方は?

このように問題視されている電動スーツケースを違反にならない方法で使うことはできるのでしょうか。

まず、公道で乗ることは違反となるため使えませんが、私有地や公園、使用を許可しているで施設内であれば法律上は乗ることが可能。

乗るのではなく、スーツケースの走行アシストとして使うのであれば、使える機会もありそうですね。

電動スーツケースではなくても、電動アシストのスーツケースも売っているので、そちらの方が安価で安全に使えるかもしれません。

まとめ

ここでは電動スーツケースは何免許が必要なのか、日本の法律で乗れる場所はあるのか、違反にならない使い方について紹介しました。

電動スーツケースの摘発は初のため、今後道路交通法に変更も考えられます。

電動スーツケースと電動アシストのスーツケースの違いが明確になり、安全に便利に使えるようになると良いですね。

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