2024年メジャーリーグのMVPにヤンキース所属のジャッジ選手が選出され、ジャッジ選手の活躍は素晴らしいもののなぜ大谷翔平選手ではないの?と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
2024年のジャッジ選手はホームラン王となり、2023年の負傷から完全復帰した様子がありますが、今年の大谷選手は様々な記録を塗り替える偉業を達成していますよね。
そんな中、なぜジャッジ選手が年間MVPを獲得すると言われているのか、大谷選手との記録・成績を比較した理由とジャッジ選手の凄さやライバルについて紹介します。
メジャーMVP2024はなぜジャッジ?大谷との記録・成績を比較
大谷翔平 VS アーロン・ジャッジ
— すこふぃ~るど (@LDgO8lNiSbMzxja) September 26, 2024
2024年度 両リーグ最多本塁打の座を手中に収めるのは?⚾👑#大谷翔平 #ドジャース #ジャッジ#ヤンキース #ホームランpic.twitter.com/ZgxwLWVF4w
【アーロン・ジャッジ】
- 生年月日:1992年4月26日
- 年齢:32歳
- 身長:201cm
- 体重:128kg
- MLB:2016年〜
- 所属チーム:ヤンキース9年目
- 投球・打席:右投右打
- ポジション:外野手
- 年俸:約495億円/9年
【大谷翔平】
- 生年月日:1994年7月5日
- 年齢:30歳
- 身長:193cm
- 体重95kg
- MLB:2018年〜
- 所属チーム:エンゼルス6年・ドジャース1年目
- 投球・打席:右投左打
- ポジション:投手・外野手
- 年俸:約1000億円/10年
2024年メジャーリーグにおいて、ア・リーグ ヤンキースのジャッジ選手は自身3度目のホームラン王を記録し、2022年以来2年ぶりに年間MVPとなると言われていますね。
ジャッジ選手の凄さといえば2023年は前半で負傷者リスト入りしていたものの後半で本塁打数を稼ぎ、年間で37本を記録。
現在はヤンキースのキャプテンとしてチームを牽引する主軸として活躍し続けていて、2022年にヤンキースと3億6000万ドルの9年契約を結んでいるヤンキース一筋の選手です。
2016年にMLBデビューして翌年には新人王に輝き、2022年に出場671試合目で通算200本塁打を記録するなど怪物級のスラッガーで、人柄の面でも人気が高いことでも有名。
一方、メジャー7年目となる大谷翔平選手は2024年からドジャースへ移籍し、その契約金でも大変話題になりました。
右肘の手術後に新たな環境、また元通訳の水原一平さんとのトラブルがある中で、開幕後は不調にも思える時期があったものの、4月中に本塁打7本を記録し、5月には1試合で2本の本塁打を放つなど好調に。
8月には30本塁打-30盗塁を記録し、8月・9月は2ケタ本塁打、9月は一時.393の打率を記録するなど、複数の記録を達成するシーズンとなりましたよね。
そんな大谷選手とジャッジ選手の2024年の記録を比較すると、打率・本塁打・打点の面でジャッジ選手が上回っていることが分かりました。
ジャッジ選手 | 大谷選手 | |
---|---|---|
打率 | .332(リーグ3位/MLB3位) | .310(リーグ2位/MLB5位) |
出場数 | 161試合 | 159試合 |
本塁打 | 58本(MLB1位) | 54本(MLB2位) |
打点 | 144(MLB1位) | 130(MLB2位) |
塁打 | 392 | 411 |
安打数 | 180 | 197 |
長打率 | .701 | .646 |
OPS | 1159 | 1036 |
盗塁 | 10 | 59 |
2024年達成記録 | 本塁打王(MLB全体) 打点王(MLB全体) | 50本塁打-50盗塁 本塁打王(ナ・リーグ) 盗塁王(MLB全体) |
ちなみに2021年以降は2021年と2023年が大谷選手、2022年はジャッジ選手と二人が入れ替わる形で年間MVPを受賞していて、2024年もどちらかがMVPに選ばれるだろうと言われてきました。
年間MVPの発表はワールドシリーズが終わった後となるため、まだまだ受賞者は分かりませんが、二人がファイナリストの3選手に入ることは間違いなさそうですね。
ジャッジ選手の凄さとライバルは?
グリップひっくり返しの裏軌道。
— 理想の打撃 −Yasuhito Suzuki− (@risounodageki) September 30, 2024
最強打者。
アーロン・ジャッジ。 pic.twitter.com/J0IWh6DCov
ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手は2013年21歳でヤンキース入りし、2年間のマイナーリーグを経て2016年からメジャーで活躍する選手。
メジャー2年目で52本塁打、打点114を記録し、新人王を獲得後、9年間で通算315本塁打を記録しており、大谷選手と同じく毎年三冠王を期待されるスラッガーです。
2024年の長打率は.701と歴代選手と比べてもトップクラスで、歴代2位の本塁打数記録をもつバリー・ボンズ選手(.812)やマーク・マグワイア選手(.730)に続く記録となりました。
そんなジャッジ選手の記録で、今一番のライバルはやはり大谷翔平選手でしょう。
2024年は本塁打・打点・長打率で両者がトップ1&2、年齢も近くMLBでのプレー年月もほぼ同じの二人は最大のライバルと言えるのではないでしょうか。
しかし、二人とも性格は謙虚で平和主義なところも似ていると言われているので、ライバルという言葉はふさわしくないのかもしれませんね。
まとめ
ここでは2024年になぜヤンキースのジャッジ選手が年間MVPを獲得すると言われているのか、大谷選手との記録・成績の比較したとジャッジ選手の凄さやライバルについて紹介しました。
ジャッジ選手と大谷翔平選手は記録数を競うことが多く、ア・リーグ/ナ・リーグのトップ選手として活躍していますね。
ヤンキースもドジャースもポストシーズンに進出しているので活躍を応援しながら、MVPの発表を楽しみに待ちたいですね。