現在は韓国のプロ野球チーム「ランダース」に所属する秋信守(チュシンス)選手は2005年〜2020年の15年間MLBで夏活躍していた人物。
マリナーズ時代はイチローと同じ外野手を務めていて、メジャーでは4つの球団に所属していました。
そんな秋信守選手はどんな選手なのか、メジャー時代の年俸や現在について調査しました。
秋信守(チュシンス)はどんな選手?現在は?
韓国メディア「秋信守218本塁打。大谷翔平216本塁打。今まさにMLBアジア主人公が変わろうとしてる」https://t.co/4PwozYhLi8
— 日刊やきう速報 (@nichiyakyu) September 8, 2024
- 名前:チュ・シンス(秋信守)
- 生年月日:1982年7月13日(42歳)
- 身長:180cm
- 体重:93kg
- 出身:韓国
元メジャーリーガーの秋信守(チュシンス)選手は2024年現在42歳で、韓国のプロ野球チーム「SSGランダース」で現役を務めています。
2024年限りで現役を引退することを発表していますが、2000年にMLBから韓国へ拠点を戻してからも、チームで優勝を達成しており、引退を惜しむ声が多く挙がっている人気選手。
そんな秋信守選手は韓国出身ですが、韓国プロ野球でプレーすることなく高校卒業後に渡米した選手なんです。
MLBでは最後に所属したレンジャーズ時代にアジア人初の200本塁打を達成した記録を持ちますが、それまでには苦労を重ね、渡米してからメジャーに上がるまでの4年間は会社員以下の給料で家族を養っていたそう。
最初のマリナーズ時代、次のインディアンス時代はメジャーとマイナーへの昇格・降格を繰り返しましたが、2009年にはWBC韓国代表に選ばれ、決勝で日本と対戦してましたね。
同大会では秋信守選手は決勝でもホームランを放ち、松坂大輔選手がMVPに選ばれたのを覚えているでしょうか。
秋信守選手はその後トレードでレッズへ移籍し1年目で20本塁打・20盗塁を達成するなど活躍しますが、単年でFAでMLB最後のチームとなるレンジャーズへ移籍しました。
30歳から始まったレンジャーズ時代では2018年に176本塁打、2019年に通算200本塁打を達成し、翌年の2020年にFAで韓国へ。
韓国へ戻る際にはマイナー時代での苦労やMLBで学んだことを語り、同じようにMLBを夢見て努力する選手たちに総額約200万円(一人当たり日本円で10万円/当時のレートで計算)を寄付したそうです。
秋信守さんがMLBでもつ記録、アジア人の本塁打218本に大谷翔平選手が並んだことで再注目された秋信守選手ですが、MLB時代は苦労した努力家でありながら、持ち合わせた俊足とパワーで活躍した選手だったようですね。
秋信守(チュシンス)のメジャー時代の年俸は?
[ニュース]レンジャーズ入団の秋信守「夢が叶った」http://t.co/6P1f3eTWBL pic.twitter.com/U2UIzFa84v
— MLB日本公式サイトMLBjp (@MLBjp_GYAO) December 28, 2013
秋信守(チュシンス)選手は一般的にイメージするメジャーリーガーの年俸とは異なり、かなりの安月給で過ごした時期もあったようです。
高校卒業後にマリナーズのマイナーリーグに所属した時には約月15万円+遠征手当約2100円/回で過ごしていたそうで、最高額は30歳の時に契約したレンジャーズとの7年契約1億3000万ドル、日本円で約年18億円でした。
2024年で引退となるSSGランダースとは今年、約320万円で契約しており、今シーズンの年収は全額寄付するそうですよ。
まとめ
ここでは現在韓国のSSGランダースに所属している秋信守(チュシンス)選手とはどんな選手なのか、メジャー時代の年俸や現在について紹介しました。
秋信守がMLBでもつ本塁打通算218本に大谷翔平選手が並び、そして秋信守選手は今季で引退します。
アジア選手もMLBで米国選手に負けない活躍を見せることはとても誇らしいことですし、大谷選手だけでなく他のアジア人の選手の活躍にも注目したいですね。